田辺ジオパーク研究会ニュース・お知らせ情報

2017/09/12
地質遺産の物語 田辺・みなべ編 28
修験の滝(田辺市下川上)

日置川の支流、安川渓谷方面にくねくねと道なりに進んでいくと、あれ!?川の流れる方向がいつの間にか逆の流れに変わっているような錯覚を覚えます。枝谷と支流の川が入り交じり、更に”馬の背”のような背斜ライン上に「修験の滝」が眼下に現れます。2年前の当会発足後8月の見学会時、数か所から落ちる清楚な雰囲気の白い流れに参加者から思わずため息が出ていました。

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2017/09/05
地質遺産の物語 田辺・みなべ編 27
平瀬(ひらせ)の河岸段丘(田辺市平瀬)

熊野古道の滝尻王子から国道371号を東に暫く山間を進んでいくと、急に視界が広がり思わず車を止めたくなる場所があります。日置川沿いの2段の河岸段丘上部は、山間の土石流が堆積して形成されています。ちょうど今!、眩いほどの黄金色で覆われています。名前の由来そのものの場所は、稲作の生産力が高いので、古くから集落が形成されていたが、近年は林業の衰退などに伴い、やはり他の地域と同じように人口減少が進んでいます。美味しいお米が採れるもったいない場所です。

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2017/08/29
防災市民フォーラムinわかやま&ワダイの防災カフェのお知らせ
甚大な被害を受けた紀伊半島大水害から6年。 私たち地域の自然災害について気軽に学べる市民フォーラムと防災カフェです。
****10/14(Sat)は田辺市新庄での開催です。

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2017/08/28
地域限定ネイチャーガイド養成講座スタート
2017 0827に大塔山系を中心に首記講座がスタートしました。

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2017/08/27
地質遺産の物語 田辺・みなべ編 26
熊野(いや)の深層崩壊(田辺市熊野)

2011年9月、紀伊半島各地で4日間連続豪雨によって引き起こされた大規模な深層崩壊は、有名な百間渓谷近くの熊野(いや)地区でも発生。何と!崩れ落ちた山の深さは約50mも。「山も何時かは崩れる」と、特に最近は耳にするけれど、目の前の山がいきなり崩れてくる様を想像すると、記者の書かれたように恐ろしさがこみあげてきます。市内の3ヶ所で8名の尊い命が失われ1名の方が行方不明。近年、荒天時などには早めの避難誘導も放送されるようになってきました。

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2017/08/24
地質遺産の物語 田辺・みなべ編 25
ひき岩群(田辺市稲成町=いなり)

田辺市街地から車で15〜16分のところに、散策路が整備された標高約100mの丘陵地があります。緩やかで登りやすく、小さな子ども連れのグループにも大人気の場所です。礫岩と砂岩層・泥岩層の地層は南側に傾きケスタ地形呼ばれています。数十分で頂上に到着すると、まるで天を仰ぎ今にも飛び上がりそうなヒキガエルの群れと、眼下の美しい弧を描く田辺湾・南部湾。暫くは時が経つのも忘れるぐらいの絶景です。
2015年8月日本奇岩百景に登録しています。https://www.web-gis.jp/GS_Kigan100/K100-088/Kigan100_088pc.html

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2017/08/13
地質遺産の物語 田辺・みなべ編 24
原のタービダイト(田辺市原)

海底斜面を流れ下り、海底扇状地といわれる場所でゆっくりと堆積してできたといわれるこの砂岩泥岩互層は、素晴らしく整然と積み重なっています。まるで太さの違う積み木を均等に上下に重ねているようです。田辺市内にもこんな素晴らしい地層があったのです。以前より「前の川」の鮎は特に美味しい!と耳にはしていたが、なるほど!息吹が聞こえる照葉樹林と豊富な水量からは、きっと美味しいコケが育つのだろう。

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2017/08/08
地質遺産の物語 田辺・みなべ編23
乳古良石(=ちごらいし 田辺市本宮町本宮)

熊野川に沿って傍を流れる小さな音無川には「ちごの谷」と呼ばれる谷間があります。ジオ探訪以前から耳にしていた憧れの「ちちさま」は、何度見ても飽きの来ない素晴らしく見事な形を保っています。古来、信仰の対象となっていた事が、江戸時代の「紀伊続風土記」にも「ちごら石」として登場しています。さてさて、更に風化が進んでくるといつかはポロリかもですね。百聞は一見に如かず。本宮大社の近くです。

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2017/08/01
地質遺産の物語 田辺・みなべ編 22
こうもり岩(みなべ町市井川)

砂岩で出来た巨岩は、長い年月の間に風化や崩落が起こり、小学生くらいなら15〜17人は入れそうな洞窟が出来ています。6月ごろにはキクガシラコウモリが子育て真っ最中。現在も居心地が良いのか岩天井には群れをなして休憩中。西側の印南方面から田辺市龍神に向かう東西の尾根筋は三里ヶ峰と呼ばれ、その昔大塔宮が歩いたといわれる古道がひっそりと残っています。又、かつては山側に住んでいた子どもたちの卒業遠足の場所だったようです。

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2017/07/29
地域限定ネイチャーガイド養成講座募集
山岳ガイドを目指している方 

紀伊半島の熊野川水系・古座川水系・日置川水系の水源となっている大塔山系。年間雨量約4000mmとびっくり!。しかも日光が燦燦と降り注ぐ環境なので殆どが照葉樹林といわれています。 先ずは百間山渓谷周辺をフィールドワークしながら山岳ガイドを目指しませんか。

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