田ジ研自主研修 城ヶ森山・亀谷原生林・龍神街道探訪
2017.08.23
2017 08/23 晴天の中、龍神村龍神大熊にて5名が待ち合わせ、城ヶ森山・亀谷原生林・龍神街道探訪に出発。今回は追加オプションとして日光神社・龍神岳探訪を計画したが、時間的に調節が必要になり割愛することになった。今回は龍神街道の途中でUターンすることにしたが、詳細は小板橋淳氏の紀州・熊野の峠道’に紀州の殿様も歩いた龍神街道 城ヶ森越’に記述されている。札の辻より林道(崩れが激しい)を進み、城ヶ森山のすぐ南、龍神街道を南向きにやせ尾根を東側に原生林を見ながら歩き、そのうちに1126峰あたりから東向きに方向を変え、広いたおやかなという言葉がぴったりな亀谷原生林の上部尾根に出る、二重山稜を見ながら落ち葉でいっぱいの広い尾根の(’ハズムリズム’調)さくさく歩きを楽しんだ。登山者には一人も会うことなく、静かな山という印象だが、冬場は降雪があればスノーシューツアー等を楽しむことができるだろう。今回、同行者に教えていただいたが、リョウブの皮剥ぎ、犯人は日本鹿。表皮を剥がれたリョウブがたくさんあったが、枯れずに成長している。救荒植物のひとつであることも教授いただいた。
後日、0823に探訪できなかった日光神社・龍神岳(護摩壇山含む)を探訪、写真を追加した。
日光神社境内はかなり広く、巨木が林立していたと想像されるが、保存状態がよいとは思えない状況を感じた。珍しく、両日とも真西の方向に湯浅湾を望むことができ気持ちの良い日であった。
日光神社に関してはS氏の協賛で書かれたWikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E5%85%89%E7%A5%9E%E7%A4%BE
に詳しく書かれている。
亀谷原生林県自然環境保全地域
地域の特色
暖帯林より温帯林へ移行する推移帯のツガの極相林でモミ、ツガ、ミズナラ等が混交し
、上部は西南表日本型の模式的なブナ林に移行しています。本県に残存する極相林とし
て最も広域で生態系の保全上極めて重要な天然林であり、すぐれた自然環境を形成して
います。
*亀谷国有林(原生林)は、城ヶ森山から東に張り出した尾根と、郡界をなす南から東に折れて亀谷山に至る尾根に挟まれ、東側は小森谷を境界とする346ヘクタールの森林である。その内東側の107ヘクタールは人工林である。戦後の木材需要に応じて、東側から伐採を始め、小森谷へ森林軌道(鉄道)を敷設し、白壷付近まで工事が進められていたが、昭和28年(1953)の7.18の水害で、伐採した木材二万石を流失し、以後、伐採と軌道工事が中止された。災害が、亀谷原生林を守ったわけである。(小板橋淳氏 紀州・熊野の峠道より)
以下は2017 0831護摩壇山・龍神岳探訪です。
以下は2017 0901 日光神社探訪です。
後日、0823に探訪できなかった日光神社・龍神岳(護摩壇山含む)を探訪、写真を追加した。
日光神社境内はかなり広く、巨木が林立していたと想像されるが、保存状態がよいとは思えない状況を感じた。珍しく、両日とも真西の方向に湯浅湾を望むことができ気持ちの良い日であった。
日光神社に関してはS氏の協賛で書かれたWikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E5%85%89%E7%A5%9E%E7%A4%BE
に詳しく書かれている。
亀谷原生林県自然環境保全地域
地域の特色
暖帯林より温帯林へ移行する推移帯のツガの極相林でモミ、ツガ、ミズナラ等が混交し
、上部は西南表日本型の模式的なブナ林に移行しています。本県に残存する極相林とし
て最も広域で生態系の保全上極めて重要な天然林であり、すぐれた自然環境を形成して
います。
*亀谷国有林(原生林)は、城ヶ森山から東に張り出した尾根と、郡界をなす南から東に折れて亀谷山に至る尾根に挟まれ、東側は小森谷を境界とする346ヘクタールの森林である。その内東側の107ヘクタールは人工林である。戦後の木材需要に応じて、東側から伐採を始め、小森谷へ森林軌道(鉄道)を敷設し、白壷付近まで工事が進められていたが、昭和28年(1953)の7.18の水害で、伐採した木材二万石を流失し、以後、伐採と軌道工事が中止された。災害が、亀谷原生林を守ったわけである。(小板橋淳氏 紀州・熊野の峠道より)
以下は2017 0831護摩壇山・龍神岳探訪です。
以下は2017 0901 日光神社探訪です。