田ジ研自主研修 小森谷渓谷赤壺探索
2022.08.28
2022 0828 (日曜・晴天)
2021と同じく、白壺赤壺探索自主研修を行いました。今回は女性4名男性3名の精鋭7名にての参加でした。天候はラッキーな快晴、亀谷橋袂にて一応サイトの地質の解説、今回は白壺は写真と説明のみ、大局は日高川層群・美山付加コンプレックスできれいな海洋性岩体の典型である赤色チャートをがっつり観察可能なジオサイトです。赤壺自体は巨大な甌穴でもあり、たまには砂利で埋まることもありますが、今回は青い水が映え吸い込まれそうな雰囲気でした。赤壺の下流には白色チャート、元々覆瓦構造(インプリケーション)の部分はメランジュ状態を観察することができます。ここの赤色チャートは生物岩で放散虫のSIO2が堆積、酸化鉄で赤色に変色しています。1ユニットはチャートと赤色泥岩(降り積もった泥)で現場では90度転倒した形になっています。FB閲覧者からのコメントではシャワクラコースに最適とのコメントもあり、参考にしていきたいものです。

KU氏FB
https://www.facebook.com/katsura.uemura/posts/pfbid0HRKfBdNhrxQgzHTorcyNkxvLwywhonVUksPJSZpxjYb4LHxkPWezJH3ghvEURw2xl

1.

2.

3.

4.
2022.08.28 14:28 | 固定リンク | 研究会活動履歴
第12回 田辺ジオ塾 田辺市に生息する両性類
2022.08.20
2022 0820 第12回ジオ塾の日、今回は弓場氏による田辺市に生息する両性類の講義でした。
弓場氏は当研究会切っての生き物・植物に関する先生で、絶大なる人気の方です。
先ずサンショウウオの紹介から始まり、紀伊半島でのサンショウウオの種類、主に小型の種類でしたが、名前からして太古の昔から生息しているような感想です。オオサンショウウオは絶滅らしいが、昔は高野山付近に生息していたようです。なぜサンショウかということは、粘液を出すがそれがサンショウの匂いがするらしいが、諸説はいろいろあるようです。カエルの聴覚器官は外耳はなく目の後ろに鼓膜が直接発達している模様です。カエル族は川・山と生態系の一部を形成していることが理解できました。



保全上重要なわかやまの自然
和歌山県レッドデータブック2012年改訂版掲載種
絶滅 オオサンショウウオ
絶滅危惧I類
ニホンアカガエル・オオダイガハラサンショウウオ・ハコネサンショウウオ
絶滅危惧II類
セトウチサンショウウオ
準絶滅危惧
ヒホンヒキガエル・ナガレヒキガエル・トノサマガエル・ヤマアカガエル・
ツチガエル・モリアオガエル・カジカガエル・マホロバサンショウウオ・
ニホンイモリ
情報不足
ハコネサンショウウオ                 計15種
2022.08.20 23:05 | 固定リンク | 研究会活動履歴
田ジ研自主研修 越戒の滝etc訪問
2022.08.03
2022 0803 10:00 4名が 道の駅 ごまさんスカイタワーに集合。2台(1台は4WDの軽トラック)で途中まで、その後は軽トラで現地まで300メートルほど降下。
越戒の滝は時間をかけてロープを利用して滝つぼまで降りて、十分涼味を堪能、その後上流の
ふたつの川の出会い地点でランチ。その後、三段の滝、衛門嘉門の滝まで歩行。衛門嘉門の滝は見た目より大きいことがわかった。ここでも涼味を堪能して、帰途についた。15:00前に道の駅着。
くろごまソフトクリームの甘味を楽しんだ後、お開きとした。
地層の観察は時間がなくて十分できず、次回に持ち越し。ここは美山付加コンプレックス・護摩壇山ユニットM2b
砂岩頁岩互層 だがチャートとかもありそう。




2022.08.03 00:52 | 固定リンク | 研究会活動履歴

- CafeNote -