第1回 新庄地区 鳥ノ巣泥岩岩脈と奥山の甌穴
2015.04.18
・ジオ研究会参加者20名
・新庄わがまち再発見の会6名参加 
<13:00>
・新庄町内の浦干潟公園駐車場集合
<13:10>
・中屋先生 干潟公園内の生痕化石の出来方説明約20分
  2種類の巣穴発見
<13:35>
・乗り合わせで泥岩岩脈へ出発
<13:40>
・泥岩岩脈磯到着 亀裂が東西と南北の2方向が見える
・前弧海盆堆積体説明の浅い海に堆積した地層 
  1600万年前~1800万年前に出来た地層
・泥ダイアピルの説明 
・海進時期と海面が下がる状況の説明 
  縄文時期には現在よりも3~4m海面が上がっていた
  露頭に洞穴が残っている(ノッチ)
  グロッケリアのような生痕化石発見
<14:40>
・三栖JA選果場駐車場到着 4名待機
<15:10>
・甌穴(おうけつ)到着 
・名喜里(なきり)川上流(所要時間15分) 源流は高畑山
<15:20>
・中屋先生説明
  甌穴は砂岩で出来ている
  岩盤に割れ目が無く均質な地層の田辺層群に出来ている
  日本名石百選に選ばれている
  奥山の甌穴は西に10°傾斜している
  甌穴は丁度、牟婁層群との不整合の位置に出来ている
  昭和23年ごろまで通れていた
  田辺層群は褶曲しない
<16:10>
・JA選果場駐車場にて前弧海盆・牟婁層群(四万十付加体)説明
・ウルム期には海面が7~8m低く気温も3~4°低かった。
 (大陸棚と呼ばれるところは大昔の海岸)
  縄文海進時代には海面が今より高い
  富田川より南が隆起し海岸段丘が高くなっている
  千畳敷15~20m 江須崎30~35m 潮岬50m
  南海トラフと関係が大きい日の岬より北側は地質的には沈降している
<16:30> 解散

次回のフィールドワーク
5月16日(土)雨天の場合は17日日曜9時半 岩口池集合
ひき岩~押分け岩 お弁当持参 16時解散






















2015.04.18 00:14 | 固定リンク | 研究会活動履歴

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