田ジ研自主研修 三里ヶ峰・蝙蝠岩探索
2017.06.27
2017.0627 雨模様の中、高城小学校の近くで7人が集合。K氏が提供の軽トラ荷台に乗り、蝙蝠岩の探索を楽しみました。初めての方が多かった模様ですが、近辺の方はいつも遠足というとこの蝙蝠岩だったらしく、身近なサイトのようです。地理院地図には蝙蝠岩との明記がありますが、実情は東に500メートルくらいの大塔の宮が歩いたといわれる古道の通り道に存在しています。GoogleEarth(Map)でも岩体がよくわかり、地理院地図の修正が必要です。
軽トラから降りて、10分くらいで到着。案外簡単に突然に現れたという感じです。三里ヶ峰は地質的には日高川層群龍神付加コンプレックスの南エリアに属しています。岩群としては砂岩のようであり、周囲にも巨石が散見されるようです。
今回は勝専寺跡まで到達し、三里ヶ峰頂上を往復し、記念写真の後、帰途につきました。天気がよければ、気持ちの良い東西方向の古道が有るところです。難を言えば人工林のため見通し景観が良くないことです。
追加:みなべ町 勝専寺のご住職に伺った内容です。 三里ヶ峰には600年前に庵か寺院があり、現在は僧屋敷と呼ばれています。当時は人の往来が多くビジネスとして成り立っていたのでしょう。ある時、なにかの事変で追われることにな、その時、当時の僧(住職)が阿弥陀如来像を埋めていったそうです。その後、東神野川の住民が光る阿弥陀如来像をみつけ、その像が今のみなべ町の勝専寺のご本尊になっているということです。今の勝専寺にはソテツの老木があり、南部町の天然記念物に指定されています。

1.2017.0505 下見で歩いたルート(赤色)です。尾根は気持ちのいい樹間ルートです。

2.2017.0627 軽トラで蝙蝠岩近くまでアプローチ。三里ヶ峰との往復でした。

3.蝙蝠岩はGoogleMapでもよく見えます。

4.大塔の宮が歩いたという古道を東に行くと突然巨石が。。。

5.ついたてのような岩の下に洞窟があります。

6.

7.記念写真です。

8.岩穴です。

9.人一人通れます。

10.蝙蝠たちが歓迎?

11.古道のしたにある巨石です。

12.南部町が俯瞰できます。

13.南部の由来である、三つの鍋島が見えます。

14.カエルらしいのだが、?カエル?

15.がんばっています。

16.

17.左 かぼら 右 かわまた

18.頂上は景観がよくありません。

19.勝専寺の僧屋敷跡。

20.軽トラで帰途。





2017.06.27 14:31 | 固定リンク | 研究会活動履歴

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