田ジ研自主研修 みなべ町・清川石探索・その他
2019.08.17
田ジ研自主研修 みなべ町・清川石探索・その他

9:00  みなべ町・軽井川集合
9:30  清川石・元採掘場へ
10:20 現地到着
10:40 退却
11:10 現地農家訪問
11:30 ボルダリングウオール着 昼食兼ボルダリング試技
12:50 名之内に移動・清川石探索も見つからず
13:20 埴田(はねだ)に移動
13:40 不整合の観察・安山岩の貫入サイトの見学
14:30 解散

台風10号一過の晴天、とても暑い一日となりましたが、今回は地元の方々のご協力によりみなべ町の清川石を重点的に、点在するサイト観察の自主研修会となりました。「清川石」は南部川の上流・清川山中から切り出された岩石で、ジオ用語でいうと、中生代白亜紀日高川層群の龍神層(元和歌山大学教授の原田哲朗氏のいう丹生ノ川累層、約6500万年以上前の地層)から産出する岩石です。その正体は、火成岩の一種である「超塩基性」の「角礫状蛇紋岩」だといわれています。採掘場へ向かう道はいくつかあったようですが、いったん現場近く終点地点から少し山を登り、そこから急な崖を降りて行くことになりました。元採掘場には、ズリだけかなと思いましたが、結構採掘すればまだ存在するような感じです。ひとしきり、楽しんだ後、採掘場を後にしました。案内いただいた地元K氏によると清川石はこことイタリアの某所しか発見されていないとのことでした。(某所の場所は不明)
現地の農家B氏宅では清川石の盆石・水石を拝見させていただきました。
昼食はボルダリングを試技しながら、楽しみました。身体が重たーいと言いながらそれぞれ堪能した模様。垂直部分は案外簡単だが、いろいろコツがあるようですね。
名之内というところでも清川石を探索しましたが、わからず退却。
W氏のお勧めの埴田(はねだ)に移動し、不整合と安山岩の貫入しているというサイトを観察しました。左右にある田辺層群の隙間に噴出したマグマが短時間で冷やされて固まることによって形成された火成岩の一種である「安山岩」が入り込んでいる様子がはっきりと見てとれました。和歌山県にぽつぽつある温泉とこの安山岩は関係あるかもしれません。

1. みなべ川の上流に沿って走ります

2. 清川公民館前の広場に集合 「なんだ なんだ」

3. メンバー持参の清川石は渋い赤色

4. ここから狭い山道に入る

5. 倒木もマンパワーでなんのその

6. 山頂から下りながら元砕石場を目指す 結構 急こう配だった

7. あ!あれだ 見るからに もこもこ感の妖しい岩壁が

8. どこに行っても迷わなさそうな面々

9. その昔の採石場の名残りが漂っている

10. 角礫が含まれている清川石

11. 角礫が少ない

12. 20年前まで砕石の仕事をされていたK氏と3名の地元メンバーにフォローされ

13. 和歌山の北側の石と 中間位置の石と

14. 厚かましく突然の訪問 おまけに靴まで脱いでお邪魔致しました 

15. 立派な鹿の角 B氏手作りですって!

16. こちらもお手製の水石 磨く作業はかなりしんどそう

17. 紙やすりで磨くらしい

18. 美しい光沢が出ていますが画像ではイマイチ;

19. 頂戴しました! 今後の出展時にお披露目ですねw

20. 勿論 初心者向きのウォールから

21. カラフルなクライミングホールドは、まるで宇宙の星のようだ

22. BとCは上級者向き 指先はもう無理だァ;;

23. 栗まんじゅうのようなデッカイ梅干し 一粒 いくら?

24. 足元にも注意しながらゆっくりと進む

25. 下部は田辺層群の基底礫岩層

26. このあたりは海岸に近い場所

27. 今回の講師はメンバーのW氏

28. 両端は田辺層群 真ん中に石が積んでいるように見えるのが火成岩 
   ※参考資料https://www.jstage.jst.go.jp/article/geosoc1893/91/8/91_8_573/_article/-char/ja/土台は音無川層群記述あり

2019.08.17 19:32 | 固定リンク | 研究会活動履歴

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