田ジ研自主研修 西有田県立自然公園 巡検
2021.01.31
早速に、ジオ女史KYさんよりコメをいただきました。
ジュラ紀、シダの化石を探すべく、高田海岸へ。
ここには色んな種類の石があった。赤や緑のチャートがカラフルなれき石、石英が一直線に通った石、石のミルフィーユと言いたくなる結晶片岩、と、素人でも楽しくなる。
平らな石をみつけ、石投げで水切り競争。童心に返り数投したが、明日肩に異変がありませんように、と、こっそり祈る。
化石発見の夢は叶わなかったが、十分楽しい時間を過ごさせてもらった。
今回覚えた植物はききょうらん。宮崎の鼻に群生していると看板にあったので、いつかきっと、と、またひとつ夢ができた。
今回の自主研修は、西有田県立自然公園の高田海岸をメーンに企画いたしました。
有田市の観光課、「千田(ちだ)のしわくちゃ岩」の周囲を叩くと植物の化石がよく出てくると紹介いただいたのが、発端です。
田辺より高速利用、広川ICで降り、須原温泉・須原海岸経由で高田海岸の南端、浮石に到着。
浜に降りて、石ころ見学、面白いことにほとんどの石に石英脈が縦横無尽に入っています。
堪能したところで、次は須佐神社に参拝、少し散策して戻り、千田(ちだ)漁港へ砂浜でランチ、さあ巡検というところで、見ると和歌浦の伽羅岩に類似したものがたくさん見かけます。
赤色チャートの小粒の礫が入ったもの、大きな赤色チャートの岩が混じった岩帯等、コンプレックスそのものです。周囲の岩を叩いてみましたが、植物の化石は発見できず、再挑戦を期して水切り大会をそこそこに離れました。次はみかん海道を尾根筋を西へ走り、展望台でパチリ。南方向を俯瞰すると右端に白崎海洋公園、黒瀬川帯の黒島、鷹島と前回の雨の下見のときと違い景色はバッチリでした。次、最近できた「浜のうたせ」道の駅にてお買い物、皆さんいろいろ購入されました。このあたりは多様な地層帯が存在する場所で、この秩父帯の西端の宮崎の鼻を訪問するべく、先ず「女の浦海岸」へ、うわー ゴミだらけという喚声、何とか鼻への山道を見つけて、進軍したが、「船越」海岸で時間切れとなりました。「宮崎の鼻」は次回の楽しみととして晴天の中の巡検でした。
参考:
有田市役所HPより:
周囲を西有田自然公園に囲まれた高田浦は小さな漁村で、海岸美がすばらしく、古来歌にも詠まれています。
あゆちがた 朝こぐ舟の ほのぼのと
千田の浦辺に 浪よする見ゆ
よせかえる 千田のうらなみ 百千たび
みれどもあかめや 沖つしま山
本居大平(おおひら:本居宣長の門下生) 作
高田の白亜紀層に植物の化石:
高田から浮石に至る間、わずかに中生代白亜紀に属する有田層の礫岩及び砂岩、頁岩が挟まっています。古生層中に東も北も断層をもって境する三角地域で基盤と考えられる秩父系に属する緑色千枚岩質の礫を多く含んで岩石は著しく緑色を呈する植物の化石を含んでいます。
0.有田市から由良町にかけて、秩父帯が広がり、間に黒瀬川帯が挟まっています
1.今回の行程 「宮崎の鼻」は北向きの岬になるようです
2.高田海岸 浮石より見る西有田自然公園
3.みなさん、熱心に石検定
4.ここは石英脈が入り込んだ石がほとんどだ
5.赤色チャートもごろんごろん
6.アコウの木がスゴイ!!!
7.須佐神社 本殿にお参り
8.ここは、桃が家紋? そうです、珍しい「夏桃」です
9.有田市内を遠望
10.千田(ちだ)漁港の浜で楽しいランチ
11.赤色チャート・緑泥岩の礫がはいった地層
12.一方、ここは大きな赤色チャートがごろんと貫入している
13.この大岩は 千田(ちだ)のしわくちゃ岩 と命名
14.押されて押されて圧縮された様子が見える
15.朽ちた木の年輪のようにも見える
16.少し移動しただけでも様々な特徴の岩と出会える
17.砂利の中から緑色岩も顔を出す
18.洗面器に絵の具を流したような美しい曲線が
19.結晶片岩の下部は曲線模様の砂岩泥岩互層が
20.これこれ!化石違うん?・・・ (ようわからんわ;;)
21.みかん海道の斜面にゴミが沢山捨てられている;;
22.命名 「金時豆入りのチラシ寿司」
23.海の中での積もり方の様子も見えますね
24.カラフル礫が集まっている岩体・・・うーん(炊き込みご飯のようだ)
25.千田漁港から道路工事の下まで探訪 石英の塊がまるで煉り飴のように混じってる
26.ちょっくら記念写真
27.座り心地の良い緑色岩
28.これこれ!結構な大きさの「亀の手」
29.水切り大会・・・♪うまく飛んでくれ・・ましたw
30.ヒメユズリハも防風林として頑張っています
31.天気は良かったが、この日は徳島が見えませんでした;
32.遠景右端が白崎海洋公園 有田海岸ブルーの美しい海が広がっています
33.展望塔でもパチリ
34.予定外の宮崎ノ鼻の付け根、女の浦漁港も訪問
35.岬に続く岩肌にでっかい石英脈が走っている
36.のろし場ってどんなとこ? とりあえず行こう!
37.宮崎の鼻灯台までは結構遠いみたい;
38.この案内板に距離表記があるといいですね
39.ネズミモチ 下に落ちている実を潰してみるとフツーの草っぽい匂いでした
40.船越の浜はプライベートビーチのよう
41.16時ごろ 漁船が戻ってきた。 ひょっとして最終組かなー 遠景の左の島 沖ノ島
右が 地ノ島 玄武岩の島らしく緑色に見えます
42.この案内板も距離表示あれば って思いました。
43.これが宮崎の鼻 灯台までは行けそうですがタイムオーバーなので今回は諦めます
ジュラ紀、シダの化石を探すべく、高田海岸へ。
ここには色んな種類の石があった。赤や緑のチャートがカラフルなれき石、石英が一直線に通った石、石のミルフィーユと言いたくなる結晶片岩、と、素人でも楽しくなる。
平らな石をみつけ、石投げで水切り競争。童心に返り数投したが、明日肩に異変がありませんように、と、こっそり祈る。
化石発見の夢は叶わなかったが、十分楽しい時間を過ごさせてもらった。
今回覚えた植物はききょうらん。宮崎の鼻に群生していると看板にあったので、いつかきっと、と、またひとつ夢ができた。
今回の自主研修は、西有田県立自然公園の高田海岸をメーンに企画いたしました。
有田市の観光課、「千田(ちだ)のしわくちゃ岩」の周囲を叩くと植物の化石がよく出てくると紹介いただいたのが、発端です。
田辺より高速利用、広川ICで降り、須原温泉・須原海岸経由で高田海岸の南端、浮石に到着。
浜に降りて、石ころ見学、面白いことにほとんどの石に石英脈が縦横無尽に入っています。
堪能したところで、次は須佐神社に参拝、少し散策して戻り、千田(ちだ)漁港へ砂浜でランチ、さあ巡検というところで、見ると和歌浦の伽羅岩に類似したものがたくさん見かけます。
赤色チャートの小粒の礫が入ったもの、大きな赤色チャートの岩が混じった岩帯等、コンプレックスそのものです。周囲の岩を叩いてみましたが、植物の化石は発見できず、再挑戦を期して水切り大会をそこそこに離れました。次はみかん海道を尾根筋を西へ走り、展望台でパチリ。南方向を俯瞰すると右端に白崎海洋公園、黒瀬川帯の黒島、鷹島と前回の雨の下見のときと違い景色はバッチリでした。次、最近できた「浜のうたせ」道の駅にてお買い物、皆さんいろいろ購入されました。このあたりは多様な地層帯が存在する場所で、この秩父帯の西端の宮崎の鼻を訪問するべく、先ず「女の浦海岸」へ、うわー ゴミだらけという喚声、何とか鼻への山道を見つけて、進軍したが、「船越」海岸で時間切れとなりました。「宮崎の鼻」は次回の楽しみととして晴天の中の巡検でした。
参考:
有田市役所HPより:
周囲を西有田自然公園に囲まれた高田浦は小さな漁村で、海岸美がすばらしく、古来歌にも詠まれています。
あゆちがた 朝こぐ舟の ほのぼのと
千田の浦辺に 浪よする見ゆ
よせかえる 千田のうらなみ 百千たび
みれどもあかめや 沖つしま山
本居大平(おおひら:本居宣長の門下生) 作
高田の白亜紀層に植物の化石:
高田から浮石に至る間、わずかに中生代白亜紀に属する有田層の礫岩及び砂岩、頁岩が挟まっています。古生層中に東も北も断層をもって境する三角地域で基盤と考えられる秩父系に属する緑色千枚岩質の礫を多く含んで岩石は著しく緑色を呈する植物の化石を含んでいます。
0.有田市から由良町にかけて、秩父帯が広がり、間に黒瀬川帯が挟まっています
1.今回の行程 「宮崎の鼻」は北向きの岬になるようです
2.高田海岸 浮石より見る西有田自然公園
3.みなさん、熱心に石検定
4.ここは石英脈が入り込んだ石がほとんどだ
5.赤色チャートもごろんごろん
6.アコウの木がスゴイ!!!
7.須佐神社 本殿にお参り
8.ここは、桃が家紋? そうです、珍しい「夏桃」です
9.有田市内を遠望
10.千田(ちだ)漁港の浜で楽しいランチ
11.赤色チャート・緑泥岩の礫がはいった地層
12.一方、ここは大きな赤色チャートがごろんと貫入している
13.この大岩は 千田(ちだ)のしわくちゃ岩 と命名
14.押されて押されて圧縮された様子が見える
15.朽ちた木の年輪のようにも見える
16.少し移動しただけでも様々な特徴の岩と出会える
17.砂利の中から緑色岩も顔を出す
18.洗面器に絵の具を流したような美しい曲線が
19.結晶片岩の下部は曲線模様の砂岩泥岩互層が
20.これこれ!化石違うん?・・・ (ようわからんわ;;)
21.みかん海道の斜面にゴミが沢山捨てられている;;
22.命名 「金時豆入りのチラシ寿司」
23.海の中での積もり方の様子も見えますね
24.カラフル礫が集まっている岩体・・・うーん(炊き込みご飯のようだ)
25.千田漁港から道路工事の下まで探訪 石英の塊がまるで煉り飴のように混じってる
26.ちょっくら記念写真
27.座り心地の良い緑色岩
28.これこれ!結構な大きさの「亀の手」
29.水切り大会・・・♪うまく飛んでくれ・・ましたw
30.ヒメユズリハも防風林として頑張っています
31.天気は良かったが、この日は徳島が見えませんでした;
32.遠景右端が白崎海洋公園 有田海岸ブルーの美しい海が広がっています
33.展望塔でもパチリ
34.予定外の宮崎ノ鼻の付け根、女の浦漁港も訪問
35.岬に続く岩肌にでっかい石英脈が走っている
36.のろし場ってどんなとこ? とりあえず行こう!
37.宮崎の鼻灯台までは結構遠いみたい;
38.この案内板に距離表記があるといいですね
39.ネズミモチ 下に落ちている実を潰してみるとフツーの草っぽい匂いでした
40.船越の浜はプライベートビーチのよう
41.16時ごろ 漁船が戻ってきた。 ひょっとして最終組かなー 遠景の左の島 沖ノ島
右が 地ノ島 玄武岩の島らしく緑色に見えます
42.この案内板も距離表示あれば って思いました。
43.これが宮崎の鼻 灯台までは行けそうですがタイムオーバーなので今回は諦めます