田ジ研自主研修 大塔村木守・木守風穴 赤土森山近辺
2018.02.12
田ジ研自主研修 大塔村木守・木守風穴 赤土森山近辺

晴天の中、9:30に大塔行政局に集合、有志計8名にて木守地区の風穴をメーンに巡検に出発しました。今回は鮎川在住のN氏により、木守の風穴その他のサイトを案内していただくことになりました。乗り合わせにて

大塔行政局->合川ダム(一般国道371号)->原の郷・タービダイト->木守(風穴観察)->法師山登山口->板立峠->国蔵峠(湿原池観察)->面川・三豊(さんぽう)神社->深谷(ふかたに)隧道観察->帰途 

の行程でした。
今回の主目的は風穴の観察・巡検でしたが、風穴にもいろいろな種類がある模様で「日本の風穴」という本が古今書院から発行されています。ここの風穴は13度Cの空気が吸い込まれたり吹き出したりするが穴が再発見されたばかりで、もう一方の口がどこかにあるのではというので見つからず探索中ということです。どうも石灰質の岩石が風化によってトンネルがあるのかまだこのあたりは同定されていないのが現状です。風穴観察後は、赤土森山の上部のテーブル上になっている一部(国蔵峠近辺)を観察し、湿地帯あるいは元々泳ぐことができたらしい池跡を観察しました。一見、二重山稜になっているようなところで、降雨量によっては木守地区に向けて深層崩壊が起こる可能性がある地帯と伺いました。その他、諸々の訪問・観察サイトは写真・説明を追ってご覧ください。

1.今回の巡検・探索ルートです。

2.橋の上から砂岩泥岩が整然と積み重なっている前の川タービダイト。

3.帰りにゆっくり参拝しようっと。素盞嗚神社(すさのお)らしい。

4.神社庭に孤高のメタセコイアが。

5.狛犬くん、玉遊び中。お腹ではありませんぞ。

6.神社の右側に池があります。水神か。

7.神社前広場にて登り準備しました。

8.「心のふる里」大塔村立木守小学校 の石碑。

9.お寺への参道を登って行きます。

10.教会のようです。

11.歴代のご住職のお墓(?)。

12.人工林内を更に登ります。

13.巨石がごろごろ見えてきます。ツララが!!

14.右にトラバースしてゆきます。

15.人工林と巨石の壁が続きます。

16.上から巨礫が落ちている。

17.石灰質か サンポールをかけると泡立ちます。

18.小さな礫がたくさん含まれています。

19.壁 壁 壁。。。。。ようやくたどり着いた(結構 キツイ斜面)。

20.あ~!ここだ!

21.テープがひらひらしているところが、空気が吸い込まれている穴です。

22.N氏が別の穴の探索中です。

23.巨岩が大きく割れ 左側が落ち込み下がっている。

24.巨大な絶壁です。

25.穴の観察中です。風の声が聞こえる。

26.風穴の入り口です。今(2月)は空気が吸い込まれています。

27.赤色立体図ですが、上部は平らです。

28.法師山登山口近くで漣痕(れんこん)発見。

29.ミルフィールのように整然と積もった層。

30.2011年紀伊半島大水害で深層崩壊が 熊野(いや)地区。

31.国蔵峠のお地蔵さんです。

32.湿原のようですが、何十年か前はここで泳げたらしい。

33.霜柱オンパレードです。

34.霜柱のパワーで持ち上げられている。

35.かなり大きな霜柱です。

36.結構な広さ。

37.三豊神社の巨大杉です。

38.深谷(ふかたに)隧道 654Mあります。

39.どうも電灯がないトンネルのようです。

40.お不動さんか。

41.真砂久一氏の頌徳碑です。裏に履歴があります。

42.この隧道は今柵があり、車両通過は不可です。




2018.02.12 20:01 | 固定リンク | 研究会活動履歴

- CafeNote -