田ジ研自主研修 小森谷赤壺探索
2021.08.29
2021 08/29 06/06から延び延びになっていました自主研修・赤壷訪問が晴天の中、実行されました。今回もジオ女のホープKKさんよりご投稿いただきました。

21年8月29日龍神小森谷渓谷 赤壺行。
中屋先生のご説明で何だか判ったような気がする 付加体コンプレックス ( 繰返し瓦のように重なる地層 )のシークエンス(連なり ) 見事!!
あのね、昔にね 深い海の中でね 陸のプレートと海のプレートとが ぶつかる所でね、お互いのプレートが地球の中へ沈みこんでたのね ( 今でもだってぇ )。 海の中にも火山があって そこから噴き上がる海洋性溶岩には、鉄やマンガンが豊かで、沈みこむ所にたまってったのね。火山は栄養あるから微生物がいっぱい生まれてその甲殻類もたまって‥‥ その内 陸の方から川が運んだ土砂も流されて来てね (ナント天竜川や大井川からだって )陸源性の砂や泥も 海の中の沈みこみの坂道を転げ落ちて 順にたまっていったんだって! で ある時 どの時かは? ( 白亜紀から古第3世紀 )だけど そのたまった層が、盛り盛りとせりあがってきてね、 積もったまんまの状態で硬い岩になったんだって!? 断層になって それを今に伝えるのが「赤壺 」の岩なんだって!赤い海洋性溶岩(チャート 鉄の量で赤い )その上に陸源性砂岩 泥岩 (炭素で黒いの )間には海の生物の殻が白い筋になってて断層は45度以下の傾きだとスラストと呼ばれるらしく、まさにココこそ付加体コンプレックスの現場だったのだ❗とってもきれぇナンダ 2種類の赤と 黒と 白筋が順に並んで岩になってる その上を緑青色の透明な川水が流れ 滝壺から魚さんが飛びはねるの(ヤマメ?イワナ?)自然林のもみじやブナやトチの葉陰の上は真っ青な空と白い雲‥‥!
自然に浄化されて 地球の気高い声を聞いて 皆さまの笑顔が有難い❗1日でした😄美しい「赤と黒」「水の色」は言い表せません。
以上です。
蝮に噛まれてふくれた手首をものともせず 岩への愛を丁寧にレクチャーして下さった 中屋先生 有難うございました❗
前日からロープ縛りの準備して下さった殿垣内( これまた素晴らしい山里、見た瞬間 涙が出ました ) の うーさん
「オーバーハングじゃないから大丈夫」と優しい笑顔で絶えずロープ降下を励ましてくれた 薬のゆーさん
もはや写真家と呼ばれていいケリー先輩、以下ジオ研の皆さま
私たちは 一緒に行くべきです。屈してはいけません❗次 どこ 行く?(ナンテ お世話になりっぱなしの私ですが😅) 田ジ研いやさか今回もごっつあんでした! 多謝

赤と黒 付加体シーク 山肌に 奇跡の連続 心して行け
キリストを 囲むがごとく ジオ男女 中屋氏が説く 大地の成り立ち

赤壺の 赤のグラデは 付加体の 大地の便り 心して聞け
オーバーハング でないのだから 大丈夫 マイフレンドと 励ますゆーさん
ゆーさんに笑顔の勇気頂いて 初めての色 赤壺の 付加体コンプ(レックス) 見てみれば 自分のコンプ(レックス) 吹き飛ぶすごさ うーさんの ロープしばりが なかりせば 降りられなかった 赤壺聖地

K先生の本に 道中の整備は最小限に❗ 苦労してたどり着いてこそ 自然の中に居るという喜びがあるのです❗とありました。観光と自然保護との共存は余程の事がないと難しいんだなぁ😄と読みました。 森林の保護の為の 維持作業が喫緊の課題( 例えば杉 檜の間伐 )ではないだろうか。



1.ヘルメット・軍手は必須 入り口で早速中屋先生の講義!

2.がれ場をもくもくと歩く さて、降りる前に腹ごしらえ

3.赤色チャートを望む うむ、なかなか映える晴天 チャートもしましま

4.全景を集めてみた

5.チャートと断層岩 メランジュ状態

6.

7.

8.

9.さて、退散!  うまい!


2021.08.29 11:04 | 固定リンク | 研究会活動履歴

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