第42回 中辺路町滝尻・北郡周辺散策
2023.03.21
2023 0321 久しぶり(5ヶ月ぶりか)の第42回の公式巡検となりました。

今回は、田辺市内の近場の近場♪中辺路町滝尻・北郡(ほくそぎ)周辺を散策
北郡→峯集落(昼食)→滝尻
ほくそぎ と言えば「亀甲石」ですが、今回も見つかったのでしょうか。
あっちこっちで
優雅な姿を誇示している
桜を愛でながら
久しぶりの仲間と
熊野古道の 一部雰囲気と
春を楽しむことができました。
早速にK女史より以下、達筆・流麗な感想をいただきました。感謝。

2023/3/21付け朝日新聞より「自分の居心地の良い場所で 負担なく暮らす=シーラカンスが泳ぐように歩く人類‥‥‥‥」異常気象が地球規模の問題として 人類が協力して 2020年には その時より(1992年)2度下げましょう‼️そうしなければ地球温暖化は不可逆的に進みますよ とはブラジルの地球サミットリオ宣言だったろうか?それから30年「持続可能な開発」という自己矛盾をはらんで アッという間に過ぎてしまった2020年その間2つの大震災を経験してなお混迷中‥‥そろそろ真面目になりませんか?と心ある人が思う中 何故か熊野がTV番組に登場してくるとは‥‥‥‥時代の変化時に歩かれた熊野が 歩く道としてクローズアップされるとはその山中を8ヶ月振りに歩かせて頂きました☺️亀甲石(於いて北郡)とやらを探してかつての海の上を シーラカンスも歩いたろうか? 数々の海の生物の生痕化石有り❗
まるで谷筋はかつての海の色に染まって 薮椿の紅が炭焼き小屋跡の石垣上に 現実の花をつけて🍀 里道側には室生まむし草が‥‥雄花ゆえに 秋日の毒々しい程のオレンジ色の実は望めないのか?咲いてはいるらしいオシベを垣間見た苔の緑に自然の色彩溢れる森 熊野峰の集落上で昼食そこでは 熊野富士を眺めながら田辺湾 畠島の生痕化石に飛ぶ‥‥話しも空も時も雨は待ってくれていた 滝尻王子 かつて後鳥羽上皇が藤原定家と歌会をしたという王子裏のよみがえりの大岩をくぐって下りた途端の空からの水おそれることはない 大丈夫心配しないで どうにかなるその事を身体に染みわたらせてくれた半日 本日もごっつぁんでした✨🎶🙇

もうマムシ草が活発です。





「胎内くぐり」
熊野への道が潮見峠超えに改まって、室町時代から、この剣(つるぎ)ノ山を登る熊野参詣者はなくなった。 しかし、土地の者は、春秋の彼岸に滝尻王子社に参り、そこで竹杖を持って山路を登り、ここの穴をくぐって、山の上にあった亀石という石塔に参ってきたといわれる。この岩穴を抜けるのを胎内くぐりといい、 女性がここをくぐれば、安産するという俗信がある。
「乳岩(ちちいわ)」
むかし奥州の豪族藤原秀衡(ひでひら)が夫人同伴で熊野参りに来た時、ここで夫人が急に産気づき、この岩屋で出産したという伝説がある。 夫妻は赤子をここに残して熊野に向かったが、その子は、 岩からしたたり落ちる乳を飲み、狼に守られて無事だったので、奥州へ連れ帰ったと伝えられている。 その子が成長して、秀衡の三男の和泉三郎忠衡(ただひら)になったという話まである。


2023.03.21 16:59 | 固定リンク | 研究会活動履歴

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