田ジ研自主研修 みなべ町高野の枕状溶岩観察会
2023.04.02
2023 0402
延び延びになっていました自主研修「みなべ町高野(たかの)の枕状溶岩観察会」が5人の会員で実現する運びになりました。このサイトは丁度1年前に行者山の金鉱跡を探索中に、たまたま発見された枕状溶岩の壁です。大分風化している気配ですが、枕状溶岩の形態は十分に認識可能です。
放射状の冷却節理がよくわかり、採掘洞穴内は玄武岩がずっと続いていることから相当厚い岩盤のようです。丁度、龍神付加コンプレクスと音無川付加シーケンスの間の御坊・十津川スラスト上に位置します。このスラスト上では、他に龍神・西の枕状溶岩、玉置山・玉石社の枕状溶岩等があります。

9:30 龍神村道の駅「龍遊」に集合
10:00 田の垣内 上り口に到着
11:30 現地、430峰に到着・ランチ
12:00 サイトまで降下
13:00 降雨になったので退却開始
14:00 上がり口に到着 途中、小家谷の滝(仮称)を観察して帰路についた
*少々、難儀する場所もありましたが、事故なく達成することができました。
サポートをありがとうございました。

以前の訪問:
http://tajiken.org/cafe/html/mon/202205-1.html
http://tajiken.org/cafe/html/mon/202204-1.html




滝は仮称「小家谷の滝」2023 04/10 小家谷バス停近辺で聞いたところ「カマキリ滝」というらしい。

白いキノコはハカワラタケの模様。
      記
ハカワラタケ  歯瓦茸
英  名 violet toothed polypore
学  名 Trichaptum biforme (Fr.) Ryvarden Trichaptum biformis (Fr.) Ryv.分  類 坦子菌門 ハラタケ亜門 ハラタケ綱 タマチョレイタケ目(Polyporales)
科  属 タマチョレイタケ科(タコウキン科)  Polyporaceae  シハイタケ属 子実体は広葉樹の枯木に側着生し、きわめて普通にみられる。
 シロハカワラタケTrichaptum elongatum はハカワラタケに酷似し、傘や管孔面が白っぽいもの。胞子は長さ5~6µm、幅2~2.5µmの円柱形。シスチジアは長さ10~15µm、幅4~5µmの細棒形。近年ではハカワラタケに含められている。 
2023.04.02 13:36 | 固定リンク | 研究会活動履歴

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