田辺ジオパーク研究会 活動履歴Index
2099.01.01
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-----日付---------------活動内容----------------------------------------
2018.12.01- 第25回 中央構造線(MTL)根来断層と龍門山遠望
2018.11.30- 田ジ研自主研修 大規模土砂災害と防災施設の現地見学会
2018.11.17- 田辺市生涯学習フェスティバル 展示参加
2018.11.03- 第24回 龍神村丹生ノ川還流丘陵(旧河谷)巡検
2018.09.22- 第23回 フェニックス褶曲~交流施設~白浜町市江崎泥ダイアピル
2018.08.25- 第22回 岡公園~和歌山城~(旧)和歌浦(玉津島神社・妹背山付近)巡検
2018.07.28- 田ジ研自主研修 潮岬と苗我島訪問
2018.06.04- 田ジ研自主研修 黒瀬川帯 黒島(由良町)カヤックツア-
2018.06.02- 田ジ研自主研修 ~第5回わが町再発見シリーズ~「日置川流域 大地の歴史」
2018.06.02- 田ジ研自主研修 まちづくり研究会(旧田辺市)学習会(一回目)
2018.05.13- 第21回 地質の日(11周年)記念イベント「鳥ノ巣半島散策&探訪」
2018.04.28- 田辺ジオパーク研究会総会
2018.03.18- 田辺ジオパーク研究会三周年記念講演会
2018.02.17- 第5回南紀熊野ジオパークフェスタ@那智勝浦町 に出展参加
2018.02.12- 田ジ研自主研修 大塔村木守・木守風穴 赤土森山近辺
2018.01.27- 田ジ研自主研修 三重県熊野市紀和鉱山資料館・その他探訪
2017.12.23- 第20回 印南漁港~畑野崎~美浜町・煙樹ヶ浜~三尾海岸~西山管制塔
2017.11.25- 田辺市生涯学習フェスティバル 展示参加
2017.11.18- 田辺市龍神村主催「翔龍祭」展示参加
2017.11.05- 第19回 落合~伏菟野(ふどの)~上野~射森峠~中辺路町西谷方面へ
2017.09.03- 第18回 城川(白浜・すさみ町)~天鳥(あまどり)海岸(すさみ町)巡検
2017.08.23- 田ジ研自主研修 城ヶ森山・亀谷原生林・龍神街道探訪
2017.06.27- 田ジ研自主研修 三里ヶ峰・蝙蝠岩探索
2017.06.18- 第17回 白崎海岸(由良)~名南風鼻・ばべ鼻(広川町)巡検
2017.05.28- 第16回 地質の日(10周年)記念イベント 「グルッと元島~天神崎」 
2017.05.17- 田辺東ロータリークラブでの講演(卓話)
2017.05.14- 田辺ジオパーク研究会総会
2017.02.26- 田辺ジオパーク研究会二周年記念講演会
2017.02.19- 紀南ユネスコ協会主催 「五感で感じる大地(ジオ)」
2017.02.12- 第4回南紀熊野ジオパークフェスタ@古座川町 に出展参加
2016.12.04- 第15回 平瀬~西大谷~合川~原の郷~木守地区巡検
2016.11.05- 第14回 本宮町備崎・黒尊佛・敷屋・篠尾川周辺巡検 
2016.09.25- 第13回 田辺市龍神村龍神 小又川近辺巡検
2016.08.28- 第12回 中辺路町 果無山脈附近巡検
2016.06.04- 第11回 天神崎・元島巡検
2016.05.15- 田辺ジオパーク研究会総会
2016.03.12- 第10回 南部町小目津公園さざれ岩~千里ヶ浜~岩代梅林~南部梅林巡検
2016.02.21- 田辺ジオパーク研究会一周年記念講演会(含む「田辺おもろいとこ」)
2016.01.23- 第9回 奇絶峡(音無川層群の上部羽六累層上部層)と龍神山
2015.12.19- 第8回 中辺路高原から栗栖川段丘確認~峰から2011年紀伊半島大水害崩落
2015.11.21- 第7回 龍神村小森谷渓谷~姶良火山灰層(谷中・さいの谷)~檜皮の滝
2015.10.17- 第6回 百間山渓谷巡り(犬落ちの滝まで)
2015.10.14- 勉強会 ふるさと自然公園センター 中屋先生
2015.09.19- 第5回 近露野中断層~お滝さん~ちちさま~湯の峰~曲がり川巡検
2015.09.16- 勉強会 ふるさと自然公園センター 中屋先生
2015.08.29- 第4回 流痕露頭~アカホヤ火山灰層~修験の滝~安川渓谷巡検
2015.06.20- 第3回 天神崎~岩陰遺跡~神子浜砥石採石場~三壷崎巡検
2015.05.16- 第2回 音無川層群・牟婁層群不整合~ひき岩群周辺~大坊~秋葉山押分け岩
2015.04.18- 第1回 新庄地区 鳥ノ巣泥岩岩脈と奥山の甌穴巡検
2015.02.15- 田辺ジオパーク研究会発足
第25回 中央構造線・根来断層と龍門山遠望
2018.12.01
第25回 中央構造線系断層群と龍門山周辺の地質・地形  2018/12/01

行 程
08:20  田辺市内出発
10:00  根来道の駅(ねごろ歴史の丘)駐車場集合(講師児玉敏孝氏と合流)          
     根来寺大門附近の根来断層変位地形 小断層崖について
12:20  緑化センター 昼食
     断層変位地形 河川の屈曲 断層池を眺望
13:30  竹房橋(紀ノ川沿い 龍門山麓) 
     蛇紋岩、吹付けコンクリートの膨らみなど観察ウォーク
14:30  紀ノ川ふるさとセンター
     紀ノ川河床 好きな石ころ探しと岩石レクチャータイム
     龍門山と蛇紋岩の扇状崩壊地形について
    
8月に続き早くも2度目の和歌山方面です。午前中は中央構造線(根来南断層)に沿った北側の根来断層を踏査。いにしえの根来の里を流れる小さな川の屈曲構造と、はっきりとした段位を確認しながら、冷たい青空の下、講師児玉敏孝氏と無礼講ウォーキングを楽しみました。 紀南地方だと、まるで川沿いに形成された河岸段丘のような地形です(北側隆起、南側下り)。そんな田園風景の中に、桜門建築といわれる大寺院でしか見られない立派な大門が目の前に現れた。往年の根来寺が栄えた時代に思いを馳せながら、建物全体と左右の仁王像などの観賞にも余念がない。ふと足元のコンクリート割れ目も気にかかる。この素因は300万年前から現在も続いている右横ずれ活断層(根来断層)の影響で出来たひび割れのようです(画像№10参照)。外国にもその名が伝わるほど有名な根来寺は、豊臣秀吉時代の紀州攻めで大門が焼失。しかし約270年前に再建されました。地形を利用した「もみじ渓公園」は既に名残り紅葉でしたが、公園内の駐車場は満車状態でした。 
和歌山平野の地下構造は、逆断層運動により、三波川結晶片岩の表面は中央構造線に向かって押し込められているのだそうです。

昼食場所の緑化センターに移動中、地表面に現れている和泉層群と菖蒲谷層の不整合や、断層鞍部の現場も分かり易く解説を頂きました。この三波川帯は、関東山地から九州佐賀関半島までの約800㎞に渡って広がっています。主体の岩は、三波川結晶片岩類と、その南縁部に断続分布する御荷鉾緑色岩類の分布域となっています。 
そして今回のもう一つの目的は、もろくて崩れやすいといわれる龍門山の蛇紋岩(磁石岩)との出会いでした。時間的にも体力的にも龍門山の頂上まで登れなかったのは残念でしたが、代わりに紀ノ川の河原に降り、南紀熊野では見つからない紅簾(石)片岩(こうれんへんがん)を手にした参加者の顔が、川面と同じようにキラキラと輝いていました。文責C.H
                                   2018.12.10

<和泉山脈とは:>
大阪府と和歌山県の境をなす東西約50kmの傾動地塊(断層に沿う回転運動によって一方に傾いた地塊。この地塊の一方は急斜した断層崖をなし,反対側はゆるやかに低下する斜面をなして,地形は非対称形。アメリカのシエラネバダ山脈は大規模な傾動地塊の好例)。
白亜紀の和泉砂岩を主体とする。東部が高く,最高点は岩湧(いわわき)山(897m),中部には葛城(かつらぎ)山があり,西部は田倉峠で紀淡海峡に没する。南側は急であるが,北斜面はゆるやかで灌漑(かんがい)用溜池(ためいけ)が多く,ミカン畑等に利用されている。
(マイペディア・ブリタニカより)

1. 午前中はゆっくり根来寺境内コースで

2. この小さな川まで歩きます

3. アラカシの葉っぱ 表面の斑点は? うどんこ病かも

4. いにしえの大和の雰囲気が漂っています

5. この川が右横ずれ断層の影響で屈曲しています

6. あのこんもりとした山の背中側は、断層の影響で南側に傾斜

7. 畑の中の川が屈曲しているのが一目瞭然

8. 1850年に再建されたといわれる高さ16.88mの大門

9. 両側には強面の金剛力士が 向かって左側の仁王像。口を閉じてる吁形

10. 根来断層の影響で出来たひび割れのようです

11. この間が断層の影響で段差が出来ている・・・

12. 河岸段丘ではありません

13. 境内の残り紅葉 今年の12月はやはり暖かいのかな?

14. 覚鑁上人に帰依されたといわれる鳥羽上皇がお座りになられた岩

15. 一見 段々畑ですが

16. 石垣はところどころ修復されています

17. 室町時代、僧兵約1万余りの大集団が出来ていたようです

18. 「ねごろ歴史資料館」には、地層の境目がはっきりと分かる工事現場写真も

19. 空海の再来といわれた覚鑁が荼毘にふされた場所

20. 根来墓地附近から根来断層のラインを解説頂く

21. 建築中の現場 黒い地層は菖蒲谷層群 上部は和泉層群

22. 和歌山県植物公園緑化センターに到着(お腹ペコペコ w)

23. 手入れの行き届いたイングリッシュガーデンのようなバラ園

24. 紀ノ川の左岸側 竹房の餓死人塚の碑(天明・天保の大飢饉・・・)


25. 龍門山頂上から「!オオ~~」「100万円あげるから乗るか?」・・・無理;;

26. 龍門山 見えにくいのですが、真ん中辺りが扇状崩壊地

27. 山並み尾根の右端が飯盛山。飯盛城があったところ 石垣跡や空堀、土塁跡が

28. 「トッサン日誌」の通り紀ノ川河原は石の展示場! 

29. 龍門山の蛇紋岩位置について図解

30.

31.


概念図:断層池が多い 

   ①②③⑤今回の巡検地    




2018.12.01 09:13 | 固定リンク | 研究会活動履歴
田ジ研自主研修 大規模土砂災害と防災施設の現地見学会
2018.11.30
「大規模土砂災害と防災施設の現地見学会」に参加を大変ありがとうございました。おかげさまでパフォーマンス良く見学会を事故も無く終了することができました。田辺市・上秋津奇絶峡付近では崩壊でできた上秋津風穴・長野風穴とデレーケ(?)堰堤を見学、日高川町・弥谷(いや)では地元の方たちの献身的ご協力により災害時のある程度の詳細状況(地質を含め)を知ることができました。今回の参加された方々の出会いにより防災含めたいろいろなアクションが広がっていくことを期待いたします。お疲れ様&ご協力をありがとうございました。

1.A氏がチラシをまとめてくれました。Tnx

1' 概念図 右会津川附近(秋山氏作成)

1" 概念図 左会津川附近(秋山氏作成)

2. 人ひとりやっと通れるくらいの入口

3. ロープは必須ですよ 縄ばしごがあればベストです

4. この先は結構広く奥は10人以上は入れそう

5. 大きな岩が崩壊し うまく空洞が出来ている 中は生暖かい

6. 井上氏より高尾山の大規模崩壊地と灌水範囲について伺う

7. 今回の見学会には風穴プロジェクトチームも参加

8. 雨予報に反し 眩しいくらいの晴天となって良かった!(安堵)

9. 左向谷の石積み砂防堰堤

10. 11月は晴天続きで超珍しく水は流れていなかった

11. めったに体験できない堰堤登り

12. 1981年建立された護郷の碑

13. 道路の山側に長野風穴を確認 地元N氏から風穴について聞き取りさせて頂きました

14.刀落(洞窟)大字上長瀬小字大倉山林中にあり洞穴の口径約六尺、深さ四十尺(12M)
 に及べりと。昔(年代不詳)一人の落武者来り手て、之の洞穴に刀を落としたれば之
 の名を得たりと。深さは俗に上秋津村を流るる会津川に貫通せりと云ふ。付近に小柴
 叢生して口穴より冷風逆上し来ると。約五間位斜めに通じたれば入るを得れども、夫
 れより急に直下したれば降ること能はず。因に近来風穴として蚕種貯蔵所たらしめん
 とせしが計画、次に効をなさずと。
 *この長野風穴は左会津川の左岸に位置し、この電柱の後ろに風穴があります。穴は
 20メートルくらい下の左会津川まで続いている模様。

15.日高川町弥谷(いや)地区 今回の移動行程(Garmin)12/01 前日は愛徳荘に泊まり勉強会でした

16.下(しも)集落 手前の石碑が慰霊碑

17.参加者・T氏が災害時の様子をイラストで説明されています

18.たまたま、弥谷(いや)出身の方がイラストマップを残していました
 左下が今も残っている下(しも)集落、右上道路より上が上(うえ)集落、右上道路
 より下が中(なか)集落と呼ばれていたようです

19.下集落です

20.当時、身重の婦人が逃げてきたという宅地跡にきています

21.正面に見える小さな平地が小平(こだいら)と呼ばれ水田があったそうです

22.養鶏場より尾根をみています

23.やせ尾根で岩盤が垂直に立っています

24.記念集合写真

25.赤色チャートを含んだ礫岩がごろごろ 付加体の様相(スラスト?)です

26.養鶏場から白馬(しらま)山脈を見ています 平和な時は桃源郷だったかも

27.弥谷(いや)谷近くの釈迦堂跡・神社跡にきています

28.正面が神社跡?

29.慰霊碑の墨入れのテーマを討議中


2018.11.30 00:04 | 固定リンク | 研究会活動履歴

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